隈研吾氏建築探訪~梼原町~その1

雲の上のギャラリー 佐々木設計企画

先日、全国女性建築士連絡協議会参加のため高知市に行った際、梼原町まで足を延ばしました。梼原町は高知市から約80㎞、愛媛県との県境に位置する山の中にある町です。なぜそんな山の中まで、、、そうです、隈研吾氏の建築物を見るためです。高知県には今回初めて訪れましたが、高知に行くならぜひこの目で見たい!との思いで、栃木県建築士会女性委員会の仲間3人を誘い、雲の上の町ゆすはらに行ってきました。最初に向かったのが「雲の上のホテル」と「雲の上のギャラリー」。雲の上のまちをテーマとして、隈研吾氏が初めて手掛けたのが「雲の上のホテル」。サーフボード型の屋根は雲をイメージし、建物の下には青空と星を写し込む棚田をイメージした半円形の池、とのことですが、何分完成から年月が経っているので、経年劣化とメンテナンスが追い付かず、うたい文句とはちょっとかけ離れたホテルでした。宿泊はしなかったので客室には入れませんでしたが、隣接する「雲の上のギャラリー」には誰でも入れるので、見学してきました。こちらはホテル棟と温泉棟を結ぶブリッジ・ギャラリー・渡り廊下という3つの空間を楽しめました。

雲の上のギャラリー 佐々木設計企画

ブリッジを支える太い1本の柱は、事前に見ていた映像等から受けたイメージよりは随分と低いんだな、と感じましたが、下から見上げた木組みは迫力がありました。。規則正しく並んだ250以上の木組みは美しかったです。

梼原町での建築物見学はまだまだ続きますが、続きは次回のブログで報告します。