小さな平家

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自然を感じるすこやかな暮らし

人生の後半を豊かに過ごすため提案として、今回自社モデルハウスを建設しました。現地は3年前の洪水で堤防から氾濫した田川の隣接地にあり、河川危険区域になるため、浸水しないように高基礎にしました。アプローチは北側市道から階段で上がり、河川道路からはスロープで入れるようにしました。白を基調にスッキリした外観とし、思いっきり化粧垂木で屋根を出すことで、屋根とはね出し床の下は駐車場として利用、雨のかからない空間となりました。
この場所は商業地域の準防火地域のため、木造はとても基準が厳しく、木を外に表すのが難しいので告示仕様で対処しました。外部サッシは全て防火戸の網入りガラスとなっています。
隣接する建物がありますが、採光はトップライトが2ヶ所設置したことにより、曇りの時でも部屋は明るくなりました。床面積は13坪ですが、ものを必要最小限にして生活スタイルを変えてみると、小さな家はコンパクトで逆に使いやすい家になります。
コンセプトは「自分の暮らしに合せた心地よい住まい」大切なのは、豊かに暮らすこと、自分らしく贅沢時間、木のぬくもりを感じ、ゆったり、のんびり。
要予約制ですが、ぜひ見て、触れて、実際の雰囲気を体験して下さい。

 

構造・規模木造・平屋建
延床面積43.06㎡
用途住宅
外部仕上屋根:カラーガルバリウム鋼板立ハゼ葺
外壁:モルタル下地ジョリパット仕上
内部仕上床:ナラフローリング張
壁:珪藻土塗
天井:桧合板(栃木県産材)