栃木県産建材が、新国立競技場に使われます。

栃木県 杉 佐々木設計企画

2020年の東京オリンピック開催に向け、急ピッチで工事が進んでいる隈研吾氏設計「新国立競技場」に、栃木県産の建材が使われることになりました。鹿沼産材の杉と大谷石です。鹿沼産の杉は、外周部軒ひさしの一部に、そして大谷石はエントランスに使われるとのこと、本当にうれしいですね。しかも、鹿沼産の杉を提供する高見林業さんは、当社佐々木設計企画が、体験伐採でお世話になっている林業家さんです。

佐々木設計企画では、住宅を建築する際、地元栃木県産の木材を使った家造りを行っていますが、「地産地消」「顔の見える家造り」をしたいと思っていまして、使用する木材も、産地と育てた人がわかる材料をよく使わせて頂いています。高見林業さんでは、建築主さんが自ら山に出向き、自分たちがこれから建てる住宅に使われる木材がどのような場所で、どんなふうに育っているかを実際に見て、どの木が良いか選んで、そして伐採までを体験させて頂けます。

栃木県産材 佐々木設計企画

 

栃木県産材 佐々木設計企画

栃木県産材 佐々木設計企画

自宅に使われる大黒柱を、このような形で体験伐採しています。

そして実際に使われると、このようになります。

木の家 佐々木設計企画

木の家 佐々木設計企画

体験伐採をされた建築主さんは皆さん、我が家に一層の愛着を感じると言われます。そうですよね、このような生の体験をしていますからね。家造りは一生のうちでそう何度も経験できることではありませんので、できることなら家造りの1ページに、このような思い出を加えてほしいな、と思っています。

私も何度も足を運ばせて頂いている高見林業さんの杉材が使われる新国立競技場、完成がますます楽しみになりました。