こんにちは、佐々木設計企画 佐々木です。
今回の建設地は、過日地盤調査を行った結果、
軟弱地盤があったため、スクリューフリクションパイル工法による地盤補強を行いました。
スクリューフリクションパイル工法とは、
節の付いた杭状の補強体を地中に築造する杭状地盤改良です。
掘削刃を取り付けたケーシングを所定の深度まで回転貫入し、
先端の掘削刃を取り外した後、ケーシング内にセメントミルクを吐出しながら
回転して引き上げることで、ケーシング先端側面に付けた軸掘削刃によって
補強体に螺旋状の節が形成します。
この節があることで、節のない補強体に比べ、大きな周面抵抗力を確保できます。
今回はこの補強体を45本貫入しました。
これで安心して、栃木県産の木材を沢山使った木の家を造れます。