バリアフリーリフォームの注意点

木の家 日光

こんにちは、佐々木設計企画 佐々木です。

高齢の父が最近足元がおぼつかなくなり、

住居内での手すりが重要になってきました。

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もし、手すりの設置、段差の解消など、

高齢者などが快適に生活できるよう、

住宅の改修(バリアフリーリフォーム)をお考えの場合は、

以下の点にご注意ください。

  1. トイレや浴室、玄関などのバリアフリーゾーンを確保する: バリアフリーリフォームでは、車椅子や歩行補助具を使用する人々が自由に移動できるスペースを確保することが重要です。トイレや浴室、玄関などの場所には、車椅子の出入りや移動が容易なスペースを設ける必要があります。
  2. 手すりや手すりの設置: 身体的なサポートを必要とする人々のために、手すりや手すりの設置が重要です。特に浴室やトイレ、階段などでの滑りやすい箇所には、適切な位置に手すりを設置することで、安全性を確保できます。
  3. 床や床材の選定: 床面は滑りにくく、歩行や車椅子の移動がスムーズなものを選ぶ必要があります。滑り止め効果のある床材や、バリアフリーに対応したフラットな床面を検討しましょう。
  4. 開閉や操作の容易さ: ドアや窓、スイッチなどの開閉や操作が容易であることも重要です。車椅子や歩行補助具を使用する人々が、簡単に扱えるようなデザインや仕組みを選ぶことが望ましいです。
  5. 照明と色彩の配慮: 明るい照明とコントラストのある色彩を選ぶことで、視覚障害を持つ人々にとっても利便性を高めることができます。また、照明の配置やスイッチの位置も使いやすさを考慮して設計しましょう。
  6. 専門家のアドバイスを受ける: バリアフリーリフォームは、専門的な知識や経験を必要とする場合があります。建築家やリフォーム会社などの専門家に相談し、最適なプランや設計を得ることが重要です。

これらの注意点を考慮しながら、バリアフリーリフォームを行うことで、住み慣れた家で長く安全に生活することが出来ます。