こんにちは、佐々木設計企画 佐々木です。
当社があります、日光市文挾町には、
市の有形文化財に指定されている彫刻屋台があります。
これは、1882(明治15)年に建造された屋台です。
地元 八坂神社の例大祭の時などに組み立てられ、
町内を巡行し、お祭りが終わると解体され、
パーツの状態で保管されています。
しかし、この作業には3日間かかります。
昔はこの辺は農家が多かったので、人手の確保は容易だったのでしょうが、
近年はなかなか難しい状況で、ここ何年も屋台は組み立てられていませんでした。
これでは地域の宝がもったいないし、次世代にこの文化をつないでいかなければとの思いから、
『文挾町彫刻屋台蔵』を建設することになりました。
建設地には、既存建物が建っていましたので、まずは既存建物を解体し、
敷地が更地の状態となりました。
いよいよ『文挾町彫刻屋台蔵』の工事がスタートです。