羽田クロノゲートを見学してきました

クロノゲート 佐々木設計企画

こんにちは、佐々木設計企画 佐々木です。

先週末、羽田クロノゲートに行ってきました。クロネコヤマトの巨大物流ターミナルです。

クロノゲート 佐々木設計企画

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東京ドーム2個分もある広大な敷地の中に、7階建の物流棟のほか、円形の建物がいくつかあります。自然環境にも配慮してあり、小高い丘や樹木が配置されていて、まるで公園のような心地良いエリアです。地域貢献とのことで、敷地内には地域の人も利用できるスポーツ施設や保育園、障がい者雇用促進事業のベーカリー&カフェも整備されていました。

受付ロビーに、巨大なクロネコがいました。鼻を押すと鳴きます。鳴き声は数種類あるようで、見かけよりかわいかったです。

クロネコ 佐々木設計企画

いよいよ見学です。物流ターミナル内は撮影NGでしたので、写真はありませんが、まずはクロネコヤマトの歴史から。創業は1919年、来年で創業100周年を迎えるというので、ちょっとびっくりしました。「宅急便」の名称はヤマトの商標なので、他の会社は使用できないとのこと。確かにニュースなどでは、宅配便と言ってますね。

次に、実際に荷物が流れていく様子を見学。高速ベルトコンベアで、行き先別に荷物が瞬時に仕分けされる仕組みはほんとにすばらしかったです。私が出した荷物もここを通って配達されているんですね。しかもこのエリアには人がいない。集中管理室にある沢山のモニターで、効率的かつ万全のセキュリティで管理されています。今回の見学でさらに驚いたことが、ヤマトが行っている付加価値のサービス。壊れた家電製品をこの建物内で修理してお客様に返却するサービスや洗濯機などのレンタル、病院で使う手術道具などの洗浄、チラシやパンフレットの印刷など、「バリューネットワーキング」と名付けられたビジネスモデル。しかも今や日本だけではなく、アジアにも宅急便は広がっているんです。シンガポール、上海、香港、マレーシア、タイ。海外でもTA-Q-BINの名前で、日本と同じトラックと制服で配達しているそうです。約90分の見学は、最後にお土産を頂いて解散となりました。