建築の日本展に行ってきました

建築の日本展 佐々木設計企画

六本木ヒルズ・森美術館15周年記念の展覧会「建築の日本展」に行ってきました。

日本の建築の過去、現在、未来が色々な手法で展示されていて、見どころ満載でした。

丹下健三自邸模型 佐々木設計企画

こちらは、丹下健三氏の自邸を1/3スケールで再現した巨大模型です。既に現存しないので、この大きさで見られるのは迫力があります。

茶室待庵 原寸大模型 佐々木設計企画

こちらは国宝の茶室 『待庵』 を原寸で再現してあります。千利休が、16世紀に秀吉のために建てた茶室です。実際に中に入ることができます。わずか2畳の空間ですが、躙り口、床の間、竹の格子など繊細な空間を体感できました。

名作家具 佐々木設計企画

名作家具 佐々木設計企画

名作家具 佐々木設計企画

こちらは「ブックラウンジ」。近代の名作家具に実際に座って本を読める空間です。香川県庁舎で使われている間仕切り棚は、半世紀以上前に丹下健三氏がデザインしたものですが、開口部のバランスや色使いなど今なお心惹かれます。剣持勇氏や長大作氏がデザインした椅子にも実際に座ることができるなんて、ほんとうれしいですね。

今回の展示で特に驚いたのが、日本建築のスケールを3Dで体験できるコーナー。レーザーファイバーと映像で、まるでその建物の中にいるかのような感覚になれます。スケール感を体験できる、とても面白い空間でした。